業種別の仕事内容・コンピテンシー・資格をご紹介します。

製造業(製造)


【仕事内容】


生産管理のうち、生産計画に基づいて工程管理の各手法を利用し生産統制を行うとともに、原価
率を高めるための具体的方策を企画・実施する。

@工程管理は、生産計画に基づき生産工程を計画し、適切に生産が進められるよう工程を管理
 する仕事である。

A原価管理は、棚卸しの際に原価率を計算し、調達する原材料や生産する製品の種類、生産
工程稼働状況等について見直しを行い生産を効率化する仕事である。


【仕事内容】


製品の販売動向・市場動向を把握し、新製品の製品計画を策定して試作を行い、原料等の選定を
行う仕事である。

自社の販売戦略及び店舗から伝達されるお客様のニーズや販売トレンドに関する情報、同業他社等の市場動向に関する情報に基づき新製品のアイデアを創出し、新製品の試作を進め、原料や原材料を決める。

製造業(生産管理)

【コンピテンシー】


@工程管理は、生産工程に基づき現場の状況を実際に確認しながら事実に即した適切な判断を
 行うことのできる能力が求められる。

A知識としては、生産計画・生産統制・日程管理・在庫管理等、工程管理に関係する基礎的な
 知識が求められる。

B原価管理は、製品の原価率の計算のほか、標準原価と実際原価の差異を分析し作業 現場の
 改善を進め、仕入れの再検討や生産する製品の種類、生産工程の見直しを行う能力が求めら
 れる。

Cパートやアルバイトの人員や労働時間を適切に管理し、稼働状況を適切に管理する能力が
 求められる。

D原価や原価構成要素、原価低減とその評価に関する知識が求められる。

E人の生産性や能力などに気づく力、調和性や他者を認める力が必要である。



【コンピテンシー】


@製品開発においては、自社の販売戦略、同業他社等の市場動向、お客様のニーズや売れ行き動向などに関して正確な認識を有することが必要である。その上で、製造技術や原料/原材料に関する十分な知識を有し、利益率を確保できる製品計画の策定を行うことが非常に重要とされる。

A市場の求めるものと自身の技術や能力の不一致を起こす場合がある。また、営業 部門等との連携が必要となるため、調和性やストレス耐性は必要である。