業種別の仕事内容・コンピテンシー・資格をご紹介します。
【仕事内容】
予算内で最も効率的な広告効果を達成するための計画を立案し、媒体選択を行う。
@広告戦略の確認
メディアミックスを念頭に置いたうえでクライアントの広告戦略を理解する。
A媒体・ユニット・ビークルの選択
クライアントの希望を予算の範囲で実現できる媒体・ビークル・ユニットの選択や組み
合わせなどの提案を行う。
B広告効果の評価
立案したメディアミックスの効果を予測し、立案中の媒体計画にフィードバックする。
また、事後には広告効果を検証し、次期媒体計画に活用する。
@広告目的や目標、訴求ターゲット、訴求地域、訴求時期など、媒体計画を
立てるうえで必要となるクライアントの基本的なニーズを明確に確認しなければ
ならない。
A選択された媒体クラス、媒体ビークル、出稿単位について、出稿時期や訴求
エリアの調整を行う判断能力が求められる。
B常に世の中の動きやトレンドを把握し、クライアントや競合他社の媒体別広告
ターゲットや
時期、地域などの情報収集をし続ける根気強さが求められる。
C媒体の消費者への到達度を表す各種指標の意味や内容を理解し、結果の表面的な意味だけで
なく、数値が表われた背後にある要因を分析できる洞察力が必要と
なる。
【仕事内容】
クライアントの開拓・案件提案に始まり、受注案件終了まで広告会社の総合窓口としてクライアント
に対応する仕事。
@広告案件企画案の作成・提案
クライアントのオリエンテーションを受け、広告案件の企画案を作成し、クライアントに対して
プレゼンテーションを行う業務。
Aクライアント対応業務
受注案件の進行状況の報告、代金請求や回収、クライアントからの要望に応じて、情報提供や資料
作成を行うといったクライアントに対して働きかけをする業務。
B新規クライアント開拓・取引拡大に向けた新規提案
営業方針に基づいた活動により、新規クライアントの開拓や、取引拡大に向けた新規提案を行う業務
【関連する資格・知識】
・ビジネス・キャリア制度修了認定試験「広報・広告」分野
〔中央職業能力開発協会〕
・産業広告管理士(BMC)〔(社)日本産業広告協会〕
【関連する資格】
ビジネス・キャリア制度修了認定試験「営業・マーケティング」分野〔中央職業能力開発協会〕
ビジネス・キャリア制度修了認定試験「広報・広告」分野〔中央職業能力開発協会〕
産業広告管理士(BMC)〔(社)日本産業広告協会
【コンピテンシー】
@クライアントのニーズに応えかつ世間の求めるものに対応した広告を
作成するため、世の中の
流れをつかむ洞察力と、それを具現化していく創造力が求められる。
A状況に応じて、クライアントに対して決断を仰いだり、情報を提供するか
どうかを判断する
といった状況把握力が求められる。
B職業人としての社会的責任を自覚し、誠実かつ公正に職務を遂行する能力と
取組み姿勢が要求
される。また、不特定多数に向けた情報発信を行うことから、広告コミュニケーションについて
の正確な理解と人権などの倫理的側面やコンプライアンスについての配慮が求められる。
C一般的な代金請求や回収手続きなど営業活動に関わる知識も必要がある。
Dクライアントから信頼を獲得し、新たな受注に結びつけるための関係構築力が求められる。