【仕事内容】
「保育所保育士」
乳児から小学校入学前のこどもを預かり、保護者に代わり子育てを実践する。年齢や発達に
あわせた遊びや活動、生活等の体験を通した総合的な関わりの中で成長の援助を行っている。
「健康」「人間関係」「環境」「言葉」「表現」の5領域に配慮しながら、相互の関連をもち、
養護と教育が一体となって豊かな人間性をもった子どもの育成を図る。
また、子どもの様子を保育日誌などの記録にとることや、子どもの健やかな育ちのために、
保護者など連携をとることも重要。最近では、相談事業や学童保育に取り組む保育所も増え、
保育士は子育ての専門職として大いに期待されている。
「幼稚園教員」
幼稚園教員は、公立・私立などの幼稚園に勤務して、3歳から5歳までの幼児を対象に教育を
おこなう。3歳から5歳児の発達を、体系化された幼児教育の理論と技術によって促進するのが
幼稚園教員の仕事。教員は、幼児たちを自由に遊ばせたり、お絵描きなどテーマの決った活動を
通して、常に幼児を観察し、個に応じた指導をおこなう。
【関連する資格】
・保育士資格
・幼稚園教諭免許
【コンピテンシー】
(平成21年度厚生労働省「第1回保育士養成課程等検討会議」)
@保育所の役割の深化・拡大に伴い、実際には保護者支援や地域支援を担っている
という状況の
なか、基本的かつ具体的な技術も含めて保育士がソーシャルワークについて学ぶことは必要。
(児童福祉法の保育士の定義にも「保護者に対する保育に関する指導」が明記。)
A子どもの遊びや行動を観察し、子どもの気持ちを共感的に読み取る能力を修得すること。
「教育心理学」の科目の扱いなど慎重に検討すべきである。
B観察の経過や結果を言語化する力を培うことも重要。
C子どもと関わる力
D研究姿勢と情報収集能力
E新たなことにチャレンジする能力
業種別の仕事内容・コンピテンシー・資格をご紹介します。