【仕事内容】
高等学校は、普通学科・専門学科・総合学科の3種類に分かれ、運営形態では国立・公立・私立などがある。高等学校教員は、そうした高等学校のいずれかに勤務して、それぞれの専門とする教科を教えるとともに、生徒の生活面の指導にあたる。
高等学校生徒にとっては、進学や就職などへと向かう大切な時期にあたるため、高等学校教員はひとりひとりの将来に重い責任があることを念頭に仕事を行う。国語や数学をはじめとする「普通教科」の授業は、どの種類の高等学校でもおこなわれる。授業ではより踏み込んだ内容を教えるため、深い専門知識が要求される。
専門学科高等学校や総合学科高等学校で、工業・商業・農業などの専門教科を教える教員は、社会の多様な変化に対応する教育を行って、生徒の進路を広げ、確実なものとするよう指導し支援する。
【関連する資格】
高等学校教員免許
【コンピテンシー】(平成17年度中央教育審議会)
@ いつの時代にも求められる資質能力
教育者としての使命感、人間の成長・発達についての深い理解、幼児・児童・
生徒に対する教育
的愛情、教科等に関する専門的知識、広く豊かな教養、これらを
基盤とした実践的指導力等
A 今後特に求められる資質能力
地球的視野に立って行動するための資質能力(地球、国家、人間等に関する適切な理解、豊かな
人間性、国際社会で必要とされる基本的資質能力)、変化の時代を生きる社会人に求められる
資質能力(課題探求能力等に関わるもの、人間関係に関わるもの、社会の変化に適応するための
知識及び技術)、教員の職務から必然的に求められる資質能力(幼児・児童・生徒や教育の
在り方に関する適切な理解、教職に対する愛着、誇り、一体感、教科指導、生徒指導等のため
の知識、技能及び態度)
業種別の仕事内容・コンピテンシー・資格をご紹介します。