河川上~中流部の水が清らかな場所に棲み、石などの上に 付着する珪藻(けいそう)類を主食としています。瀬や淵ば かりでなく流心部の流れの速い場所にも見られます。
晩秋、伏流水中に潜り越冬します。越冬は群れとなって行 われ、地中数メートルも潜ることがあります。
産卵は越冬中に行われ、稚魚は親と共に翌年5~6月に姿を 現わします。美味のため、乱獲され、河川環境の変化で数は 減少しています。
※あじめ:口ひげは6本。体は細く、背鰭と腹鰭は体の中央 よりやや後方に位置する。体長7~10cm。本州中部、近畿 の河川の上~中流域に分布しています。