歌碑

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(2)歌碑

飛騨一宮水無神社は、明治の文豪、島崎藤村の父・島崎正樹氏が、宮司を勤めていた神社としても有名です。明治7年11月13日から明治10年12月12日まで、水無神社宮司として赴任し、学問、詩歌の道にもすぐれ在任中、高山中教院の教導職(中講義)として多くの若者を指導しました。
 正樹氏は、島崎藤村の『夜明け前』に登場する青山半蔵のモデルで、境内には、正樹氏の歌を刻んだ石碑があります。
きのふけふ しぐれの雨と もみぢ葉と
あらそひふれる 山もとの里
[昨日、今日と、しぐれの雨やもみじの葉が争うように降ってくる、山のふもとの里。]
意味:一之宮の景色の美しさを詠んだ歌です。
※島崎藤村:日本の詩人、小説家。本名は島崎 春樹(しまざき はるき)。信州木曾の中山道馬籠(なかせんどうまごめ)現在の岐阜県中津川市)生まれ。

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