吉島家とは?

吉島家とは、高山市にある昔ながらの木造住宅であり、国指定重要文化財に登録されている住宅です。大黒柱を中心に、梁と束によって構成された吹き抜けが特徴的な建物となっています。
 

歴史

吉島家は江戸後期頃から生糸繭の売買などで栄えた家系です。
建物は大工棟梁西田伊三郎を筆頭に明治40年(1907)に再建されました。

建築

建物は、正面の柱間は一間半であり、優雅な趣を醸しだし、せがいはないが太い軒桁や垂木で洗練された美しさを持っています。
内部は吹き抜け空間が広がっている。ここは束と梁が織りなす縦と横の木材構成美による高窓からの光線を屋内に取り入れてお柱や鏡戸を美しく見せる匠の技が伺えます。
全体に立ちが比較的低く、細部の表現も穏やかであり,洗練された町家の手法が魅力となっています。

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 〒506-0851
岐阜県高山市大新町1-51