旧田口家とは?
旧田口家とは元々、下呂市金山町にあった民家で、馬瀬川のダム建設のため、飛騨の里に移設させられた建築物です。
現在では飛騨の里飛騨民俗村に展示されており、国指定重要文化財に登録されています。
歴史
この家に住んでいた田口家は、代々庄屋をつとめていた家でした。 そのため、村の集会場として使用できるように、部屋数も多く、囲炉裏も大きいものが二つ、小さいものが一つと計三つ設けられています。
建物は江戸時代中期文化6年(1809)に建造されたものだと伝わります。飛騨地方の中でも比較的雪が少ない地域の建物のため、民俗村に移動した後にあった、1981年の大雪で梁の一つが折れてしまったことがあったそうです。
境内写真
〒506-0055
岐阜県高山市上岡本町1丁目590番地 飛騨民俗村構内
(旧所在地:益田郡金山町卯野原)