久津八幡宮とは?

久津八幡宮(くづはちまんぐう)とは、源氏の武神・応神天皇を祀る神社です。
国重要文化財であり、境内には国の天然記念物である夫婦杉があります。

歴史

久津八幡宮は保元年間(1156-1159)、源義平によって建てられたものです。
応永19年(1412)に社殿が大破して以来、時の領主たちによって何度も修理、改築を繰り返して、今の形になったと伝わります。
 

建築 

本殿は三間流造で、屋根はこけら葺きとなっていて、大工は美濃の武沢茂右衛門利久だと記録されています。天正9年(1581)に建てられた拝殿は、入母屋屋根のこけら葺きで、飛騨の匠・桂川孫兵衛の作品です。
本殿の南面にある鶯の彫刻は、飛騨の匠の作品として有名で、昔は「ホーホケキョ」と鳴いたと伝わっています。また、拝殿の軒付けにある鯉の彫刻は、益田川の水を呼び、神社付近の水田が崩れてしまったため、その目を矢で射たという伝説があります。

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